スタッフブログ 2019.04.01
こんにちは。山梨設計です。
本日、新元号が決定しましたね。
「令和(れいわ)」
慣れるまでには、しばらくかかりそうですが、
いずれにしろ、良い時代になってほしいです。
さて、こちらは何だと思いますか?
実は、現在工事中の本堂の建替えにあたり、
須弥壇(しゅみだん)を修復の際に、
須弥壇の内部より発見された 「墨書きの記録」 です。
よく見ると、「宝暦二年(1752年)」 と書かれています。
あまりピンとこないけど、とにかく平成から数えて20コ前の時代の元号です。
(ちなみに桃園天皇の頃。。)
という事は、250年以上も建てられたことになります。
歴史の重みを感じます。
木造建築物の良さは、鉄骨造やRC造と違い、
例え腐ろうが、多少傾こうが、
部材を取り替えたり、補強したり、修繕する事により
幾年にもわたって建物を存続させる事ができることです。
新たな本堂は、250年の想いを継承し、
今後300年、いや500年と、時代を超えて
地域の皆様に愛される建物になって欲しいと思います。