現場レポート 2019.09.10
こんにちは。山梨設計です。
9月に入っても、なお厳しい残暑が続いておりますが、
いかがお過ごしですか?
設計事務所のお仕事は、図面を描いたら終わりではない。
工事がスタートすれば現場に出向き、図面通りに出来ているかどうかを確認していく。
いわゆる「工事監理」と言われるものだ。
今日は、現場で定例がありました。
最近はハウスメーカーの技術に見られるように、
高度な品質管理体制のもと、迅速で高品質な規格品が
あっという間に組み上げられていく。
「工期短縮」 ・ 「高品質」 ・ 「コスト管理」
確かにお施主様にとっては、良い事ばかりだ。
でも、なんだか少し寂しい気もする。
「自分らしさ」 がないからなのか。。
お施主様にとって、設計図に描かれたものから、
実物大のイメージはなかなか出来るものではない。
ましてや、現場とは違う打合せ室でのことなら、尚更だ。
スケール感であったり、いろんな角度からの見え方だったり、
周辺の環境であったり。
現場でしか分からない事はたくさんある。
だからこそ、現場で直接会話を交わしながら、出来上がっていく過程を楽しんでいきたい。
もちろん変更する事も出てくる。
それでも家族で悩みながら、ひとつひとつ解決し、
納得して次のステップへ進んでいく。
「理想のすまい」とは、こうやって生まれるのだと思う。